≪光速度モデル≫ |
・光速度
光速度とは光の速さのことです。
これが、もし、変化することになったら、
言うなれば光速度不変の法則に従ったモデルが重力モデルであり、
ちなみに、こういった光を扱った世界モデルはあちこちで言及されてきました。 |
・質量不変
第6世界は3000もの世界群に分裂しました。
これには光速度の変化に伴う奇妙な現象を使ったトリックがあります。
卑近な例を出すと大きなコップ1杯と小さなコップ1杯で水を汲むとどうなるかという話です。
つまり光速度はその「コップ1杯」に相当するものなのです。 [ 光速度変化による質量のごまかし ]
無名世界観の全ての世界において実際は異なるエネルギー量であるにも関わらず、 |
・縮む世界
ここで気になるのが光速度がそんなに頻繁に変化したらまずいのではないか、ということです。
しかしながら、我々の世界の光速度は常に秒速約30万kmです(屈折による減速はありますが)。
理屈は質量不変のシステムと同じです。つまりその分距離も縮まったわけです。 [ 光速度変化による距離のごまかし ]
ただし、繰り返しになりますが、それはその光速度が通用する世界のみです。 |
・光速度モデルにおける時差
世界によって光の速さが異なるという事は、WTGの光もその影響を受けるという事です。
これが世界の間に時差を作ります。
しかしながら速すぎてもまた、タイムラグは大きくなります。 [ WTGによる光通信 ]
逆に、このシステムを使えば到着できる時代を上手くコントロールする事ができます。
また、光速度モデルにおいても世界の時間速度差による累積時差は発生します。 |
・過去移動とループ
さらに光速度を上げていくとより過去に向かって時差ができていきます。
WTGの光は情報子(=リューン)が出しています。 [ タキオンを用いた光通信 ]
タキオン化した情報子は過去に向かって光を飛ばします。
ただし、WTGを使用しているので厳密には自分の過去ではありません。
これが【ループ】と呼ばれる現象です。 |
・時間旅行の手引き
少々ややこしくなったのでまとめてみます。
次に、それを利用して時間旅行を行います。 そして、
到着世界の光速度が出発世界のそれよりも遅ければ過去に移動
到着世界の光速度が出発世界のそれよりも速ければ未来に移動 また、 その速度差が大きければ大きいほど遠くの過去未来に移動 ということになります。 そんなわけで世界間の光速度の差を見極めるのが時間移動のポイントです。
ちなみにセントラルWTGは時差0で繋がるゲートなので過去未来を繋ぎません。 |
・世界閉鎖
さらに速度を速めていくとさらに時差は広がります。 [ 世界閉鎖 ]
光速度に差ができすぎるとリアルタイム(に近い状態)で通信するのは不可能です。
逆に光速度が等しい場合、WTGは補完対象が無い状態なのでやはり機能を停止します。 |
・WTGの光(光速度モデル編)
WTGの光は【チェレンコフ光】らしいです。
一時期、世界の謎掲示板でもいかに光を屈折させるかが話題になりました。
ともあれ、光速度モデルでは光速が可変である、ということが前提です。
つまりタキオン化したリューンから放たれた粒子はチェレンコフ光になります。 |
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